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パナメーラ4S PDKクラッチフルード交換

44,000Km走行のパナメーラ4Sの

クラッチフルード交換と、リアデフオイル交換。

PDKクラッチフルードのオイルフィルターは、

オイルパンとアッセンブリです…。

新旧オイルを比べてみたのですが、若干の違いはやはりあります。

初期充填されたオイルをフィルターと共に交換するので安心しますね。

 

 

 

 

 

2011年6月 震災があった年です

ポルシェの聖地だったミツワ六本木がアウディディーラーになり、私はポルシェを追いかけ1984年入社のミツワを退職することになりました。
飯倉片町の交差点はたまに車で通っていてアウディを眺めていましたが、時代の流れとともに更地になってしましました…。
入社は目黒本社でしたが最後は六本木、六本木支店の思い出は入社当時から多々あります。

日本には輸入されていない!

オープンカーを所有したいと考えておられる方はいらっしゃるのではないかと思います。

ポルシェであればボクスター、または911。

しかし最近は、911カブリオレをマニュアルで乗りたいという要求に

応えることは難しいのです。なぜならば日本に正規輸入されていないからです。

しかし、その当時MIZWAはその要求に応えたのでした。

997タルガ4Sからの乗り換えのお客様でした。

PDKの4Sは早いけど何かピンとこないんだよなぁ。

せっかくのポルシェ911だからマニュアルミッションで乗りたいな…

とのお考えからドイツ本国より直輸入することになったのです。

私が勝手に命名したカフェラテ号。997カレラ4カブリオレ。

今でも自慢の1台です。大事にメンテナンスさせていただいております。

 

 

MIZWA時代むかし話

私は1984年4月 MIZWA整備課に入社しました。

ポルシェを整備できる期待感でワクワク入社したことを今でも忘れません。

しかし、研修やら何やらで一向にポルシェに向き合うことができずでした。

一刻も早く、先輩方からポルシェの触り方を教わり、先輩たちのようにロードテストで目黒通りを疾走!

なんて夢の夢でした…

工具の支給は無く1年間は先輩のアシスタントで、

手術のコントによくある「メス!」と言われたらメスを渡すように、

先輩の仕事を見ていて今だ!17のスパナ ハイ! ちがう17のメガネ!

なんていうやりとりをしていました。

1年経って待望のツールボックスNo.47を支給され、それはそれは大事に毎日磨いていました。

しかも工場内のポルシェの移動も許されたのでした。

自分の整備したポルシェの助手席に乗ってロードテストをして、

先輩に調子良いねと言われ感動して、一生この仕事を続けようと心に誓ったのでした。

3年間目黒通りを疾走するロードテストは許されなかったんですよ!むかしだなぁ…

 

 

993オイル漏れ修理

徐々にではありますがブログを再開しようと思っています。

993の車上でのオイル漏れ修理。チェーンケースとバルブカバー。

MIZWA八王子サービスセンター当時、993は新車だったため

車上でオイル漏れ修理をするということはありませんでした。

昔のお話しも今後言っていこうかと思います。

話しは戻って、

空冷エンジンは合ったオイルを使用していないと

すぐにシールを浸透して漏れてきます。

オイル選びは長年の経験、専門知識が必要です。

水冷エンジンのトラブルもそうです。

アウトバーンを長時間全開で巡行でるよう設計しているエンジンです。

オイル選びは重要ですね。